センサーゴミ箱の選び方とおすすめポイント

1. 容量 - 置き場所と使用シーンで決める

まず最も重要なのが「容量」です。家族の人数や設置場所によって最適なサイズは大きく異なります。

• キッチンに設置する場合： 料理をすると生ゴミやパッケージごみが多く出るため、15リットル～30リットル程度の大容量モデルがおすすめです。ゴミの量が多いと頻繁に交換する手間が省けます。
• 浴室・洗面所や個室に設置する場合： 髪の毛や綿棒、小さな紙くずなど、比較的小さなゴミが主体となります。8リートル～12リットル程度のコンパクトなモデルが場所を取らず便利です。

「少し大きめかな？」と思う容量を選んでおくことが、ストレスなく使い続けるコツです。

2. 電源方式 - 利便性とコストのバランス

センサーゴミ箱の電源方式は主に２種類あります。

• 乾電池式（電池駆動）：
  • メリット: コードが不要なので、どこにでも自由に設置できる。コンセントの位置を気にしないで済む。
  • デメリット: 電池代が定期的にかかる。電池切れの際は交換が必要。
• ACアダプター式（コンセント接続）：
  • メリット: 電池交換が不要で、ランニングコストがかからない。
  • デメリット: コンセントの近くに設置する必要があり、配置の自由度が下がる。コードが気になる場合もある。

「キッチンのシンク下など、設置場所が固定されるならACアダプター式」、「リビングの一角など、レイアウト変更の可能性があるなら電池式」と、設置場所の環境で選択するのが良いでしょう。最近では両方に対応したハイブリッドモデルも増えています。

3. 開閉方式 - 静音性とスピード

蓋の開閉の仕組みも、使用感を左右する大事な要素です。

• バタンと開く「高速開閉」タイプ：
  反応が速く、さっとゴミを捨てたいキッチン向き。ただし、音が少し大きめなモデルもあります。
• ゆっくり静かに開く「静音スロー開閉」タイプ：
  就寝時でも気にならない静音性が魅力。リビングや書斎、寝室など、静かな環境に向いています。

カタログや商品ページで「静音」や「スロー開閉」などのキーワードをチェックしてみてください。